ぼくを憐れむうた

ぼくを憐れむうた

日々の雑記や音楽のお話

ここは ぐちの はかば


気絶するほど悩ましい

春風も遠のくであろう来たるGWにOBOGの集まる宴がある。

そんな超弩級の10連休を待ちながら、1人悩む女子高生がいた。

その名を

YANARI-家り-

 

ご機嫌麗しゅう。明日一コマなのにこんな時間まで起きてますよ笑いや笑えねえんだわ。

所で上に書いた通りなのですが、詳細としては、サークルのOBOGが酒と楽器を持って集まって音出しができる宿泊施設に一泊しようというイベントがGWにあるのだ。

 

ここ数年開催されている催しで、今年も無事に開催が決定した。

で、なんでぼくが悩んでいるかと言うと、あれは数日前の出来事…(暗転)

 

ぼく「先輩事変やってくださいよ」

先輩「あー、久々にやりたいねぇ」

 

この些細な会話から始まったのだ。

ぼくとしては、なんとなく事変が聞きたいからコピバンとまではいかなくてもなんとなくでいいから事変演奏してほしいな、くらいのテンションだったのだが、この先輩がその上の先輩にやりたい曲をリスト化して送信。

結果、8曲くらい事変を先輩たちがやることになっている。

そこまで聞きたいわけじゃない…しかもリストの後半の曲知らんし…

で、それに触発されて他の人々も少しずつやりたい曲を持ち寄っている気配がしているのだ。(ぼくは曲やバンドに誘われていない)

 

悩ましいのは(ぼくは誘われていない)ことじゃない。このままだとコピバン大会になるのではなかろうかと危惧しているのだ。

上にも書いたが、持っていくのは楽器だけじゃない。酒だって持っていくんだよ。どちらかというと宴がメインなんじゃないのか!その余興として一応楽器も弾けますよ、じゃないのか!というか例年はそうだっただろうが!初心を忘れてんだよお前らは!!!!何今更ガチで音楽しようとしてんだよ!!!!!!

いやー、わかるよ。サークルを離れて幾年たったわけで、当然音楽をやる機会もないわけで、そうなると集まって楽器を弾くってなるとテンションがあがるってのはわからんでもない。

わからんでもないが、テンションが上がりすぎなんだよお前らはァ!!!!!!ライブしてどうすんだよ!!!!!!ライブして打ち上げして帰る気か???????宴を打ち上げにしようとしてないか???????お前ら全員撃ち殺すぞ????????

 

と、なんでこんなにボヤいているかというと、ライブがメインになったら絶対楽しくないからだ。

先輩が昔言っていた言葉がある。

「酒を飲んで音楽やるのが一番楽しい」

そう言っていた。

これはつまり、酒を飲んで酔っ払ってなんとなく合わせる音楽がこの世で一番楽しい、という意味だ。わかるか?豚ども?酒を飲んでコピバンライブをするのが楽しいっつってんじゃねえんだよこっちは!なーんとなく、ゆるーい感じでジャムるのが楽しいっつってんだよ!

ぼくはこれを言っていた先輩は大して好きじゃないが、先輩の言っていた言葉は本当に的を射ていると思う。

 

確かにコピバンも楽しい。BUMPもRADもback numberも、事変もくるりもチャッチーも、合わせりゃそこそこ楽しいと思う。米津はダメだけどなw

だがね、それがやりたいならそもそも目的をライブとして、どっかのスタジオなりライブハウスなり抑えてやりゃあいい話なんだよ。今回は飲み会が目的であり、そのオマケとして楽器が付いてきているんじゃないのか!

そもそも、コピバンっつったって集まって練習する時間もないだろ?当日合わせる気か?1つしかないスタジオを使って?1つしかないスタジオを占拠して演者しか楽しみにしてないコピバンの練習する気か?正気か?よし、表に出ろ首根っこ抑えてギターでぶん殴ってやる。

 

話が逸れたが、つまり何が言いたいかと言うと、酔いも宵もそこそこになった頃に「なんかやろっか」ってなって、軽くコードの打ち合わせだけして自然に始まる音楽が一番楽しいと思うんだよ。ましてやこういう酒を飲んで楽器を弾ける環境なら尚更ね。そんなこと普段できないからね。

 

だのに、だのに、それを阻害してまでやるほどのことか?コピバンって???????えぇ????????どうなっとんのやまつ毛燃

これがまた難しい問題で、いわゆるジャムセッション、みたいなことができる人達がほぼ居ないのもコピバン横行の原因の一つであると言えるだろう。ジャムをやっていた人たちは今回のメンバーよりもう少し上の世代の人々なのだ。

ぼくもジャムセッションができるか、と言われると素直に頷けないが、それでもやりたいとは思ってるし、そういったものが楽しいとも思ってる。

しかし他の人々はコピバンしかやってこなかった故に、オリジナルが存在しているものでないと弾けない呪いにかかっているのだ。辞めたら?その楽器。

そのくせにほざく訳だ。

「飲み会で楽器弾いたりすんの楽しいよねぇw」

あの曲もこの曲もコード覚えてねぇのによくほざけるなァ!!、?!?!?!?!ちょっとしたジャムもできないし、原曲がある曲もコード覚えてない!ぢゃあ何ができんだよ君はぁ!!!!!!!!!!!!!!!

 

ハァハァ……ハァハァ……

別に自分が突出して上手いわけじゃない。ただ、上手くなりたいと思って先輩に少しでも追いつけたらいいなと思って、コピバンもほどほどに理論を調べたり、ソロをコピーしたり、音楽を聴き漁ったりしてきたわけだが……………それが仇になったのか、ここまで趣味嗜好に乖離が生まれると思わなかった………どうしたらいいのだ、ぼくは……………何を目標にしたらいいのだ……………

 

こんな時に現役だった頃を思い出す。

あの頃のぼくは今より下手だったが、今よりジャムセッションをやりたがっていた。そんなぼくに度々付き合ってくれていたギターがゲロ上手い奴がいたわけだが、彼も当時こんな気持ちだったのかもしれない。

 

まぁ、丁度いいレベルの人ってのは中々難しい。そんな人と出会えたらなんとも幸運なことだ。

それに、別にこの人達が嫌いなわけでも無い。少しだけ音楽好きのベクトルは違うが、ただそれだけだ。悪い人でないことに変わりないし、何より音楽が好きということにも変わりはない。

むしろ楽器を弾ける機会を作ってくれてるのは有り難い話なのだ。

彼らも彼らで、もがいているんだろう。楽器は弾きたい。けどライブハウス出るほどじゃない。アドリブできるわけでもない。でも、でも楽器は弾きたい。そんな感じだと思う。

 

だから仕方ないことではあるんだけど、ぼくもぼくで、もどかしさを感じるというどうしようもない話だ。

 

まあ音楽の楽しみ方は人それぞれだからね…あえてぼくから言うことがあるとすれば…

 

スケールくらい現役のうちに習得しとけばーーーーーーーーーーーーーーーーーーーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

貧困

3月。桜も沈黙して春の足音すら聞こえなかった2019年3月中旬。ぼくは途方に暮れていた。

その理由は簡単だ。

びっくりするほど金が無かったのだ。

 

というのも、3月の給料は2月働いた分の金が入ってくる訳だが、2月は他の月に比べて日数も少ない上に学校のテストの関係であまり出勤していなかった。

そのおかげで3月に入ってきた給料が雀の涙。そのせいで俺も涙する結果となったわけだ。

 

それだけならまだしも、その前に卒業生と飲む機会が多々あり、金をばらまいていた。あの時のぼくはどうかしていたと思う。

「いやー、いいよいいよ!払うよ!」

そう言って何度財布を開閉させたことか。嵩張る飲み会が決め手となり、財布はすっからかん。かなりひもじい生活を強いられることになった。今思えば、二度と会うこともない奴らに何故投資していたのか…

 

しかし、弱音も吐いていられない。ぼくは極貧生活を決行することにした。

1番の生活費は間違いなく食費である。つまりこれさえ大幅に削減できれば来月まで生きていられると考えたわけだ。

 

大好きなお酒も買うのを禁じて、晩飯はゲロ安パスタにゲロ安パスタソースをかけて食う日々。マジでゲロゲロって感じだ。

もしぼくが小学生だったらあだ名は「ゲロゲロパスタマン」だっただろう。小学生じゃなくてよかった。成人しててよかった。友達がいなくてよかった。

 

そんな日々が続くと段々精神的にやられてくる。

具体的には家に帰りたくなくなってくる。

だって家に帰れば半強制的にゲロゲロパスタを食わなきゃいけない。

パスタ屋さんが存在するのは、人々はたまにパスタが食べたくなるからだ。そうだ。毎日パスタが食べたいサイコ野郎なんて居ないんだよ。

不味い訳じゃないが小麦粉しか食べることができない生活というのは楽器に似ている。どちらも、貧しい(まず、C)からだ。w。はぁ…

 

嫌々に家に帰ってパスタが嫌すぎてポップコーンで腹を満たす夜もあった。煙草の煙で腹を満たす夜もあった。パスタを食わなくていいなら、と腕を食べようかと思った夜もあった。

あなたは自分の腕を食べようと思ったことがありますか?どれだけ貧困していたか窺えるのではないでしょうか。

 

と、ここまでが数日前の下書きである。

つまり、給料日前のぼくの文章である。そして、今は、給料日後のぼくである!!!!

うわあああああああああぁぁぁああぁぁぁぁぁぁい!!金だああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!久しぶりに見たぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!ぼくの住んでる地域だけ貨幣が流通してないのかと思ったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!

という感じだ。

ごみ捨てを済ませ、後輩に貰った少量の米を炊いて、スーパーで米と豚汁と納豆を買ってきて炊いた。何故か知らないが米を炊くのをミスってベタベタになっていた。

これではゲロゲロパスタマンからベチャベチャライスマンになってしまうが、それでも、久々に嗜む炊きたての白米は声が出るほど美味かった。少し塩味だったのは春のせいか、涙のせいか。

 

今後は質素な暮らしをしていこう。誰からも蔑ろにされても誰を恨むこともなく生きていこう。ただただ日々を過ごせることは、間違いなく幸せだ。

暇な時はダラダラと。忙しい時あくせくして、ただの日はテキトーに。毎日、なんとかやっていける「幸せ」

チルダロドリゲスが、ハンバートハンバートがそう歌うように、日々はきっと幸せなのだ。

www.youtube.com

辛いことや苦しいことが多くて恥をかくことも沢山あるが、でも、それでも、何とかやっていけるもんだ。それはきっと幸せなことだろう。

 

最近は反出生主義の発言がTwitterで散見される。子どもを持つことを推奨しないのが反出生主義者だが、そういった人々は自分が勝手に産み落とされたことにも少なからず腹を立てている。確かに頼んでもないのにこの世に生み出されて、生きてくことを強要されるのはなんだか理屈に合わない。

でもそれでもなんとなくでいいから日々を過ごせているのならきっと上出来だ。ぼくはそれを幸せに思うよ。

 

ということで、とりあえず極貧生活3月編は終わったわけだが、勝って兜の緒を締めよ、給料もろたら財布の緒を締めよというわけで、散財はしないように慎ましく生きていこう…

ついでに作ったゲロゲロパスタマンでお別れしたいと思います。

 

ゴミの区分は可燃ごみ不燃ごみ、そして

バイト先の社員だ!!!!!! 

こいつらは何曜日に捨てればいい?!?!?!?!何処に捨てればいいんだ?!?!?!?!手元のゴミ出し区分表に無いんだが???????

 

Fuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuuckin'Japanese,家鳴りだァ!

今日はイカれたメンバーを紹介するぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

まずはこいつ!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

社員じゃないのにイカれたメンバー!!ガチガイジの名をほしいままにするガイジ!!薬やってんじゃないかってくらい会話が通じないし仕事もできないし意地汚いミスターファックマン!!喋って動ける生ゴミ!!クソガイジ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

(きゃー!!!!!!!!)(きもーい!!!!!!!!!)(マジで殺すぞ!!!!!!!!!!)

 

社員一号!!若年性か????ただの馬鹿か?バイト先でゴミクズとだけ言えば皆に通じるバグったクソアマ!

FUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUUCKin百舌鳥ちゃん!!!!!!!!!!!!!!

(きゃー!!!!!!!!!!!!)(かっこいいー!!!!!!!!!1)(金返せー!!!!!!!!)

 

次は我らが店長!!テンションアゲアゲ!!情緒不安定!!自分のことしか考えないミスターファッキンゴミクソ野郎!!店の長!バーバリアン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

(きゃー!!!!!!!!!)(すごーい!!!!!!!!)(時間返せ!!!!!!!!!)

 

 

 

さて、今日はこのゴミクズどものエピソード紹介だ!!中指立てていこうぜ!!チェケラァッ!!

 

クソガイジの奇行

こいつに関しては以前も何度か取り上げているが、ガチガチのガイジだ。ガチガチガイジ。ガチガチガンテツみたいな名前だが、パラメーター的にはモリンフェンみたいなもんだ。

こいつの特徴としてはミスを隠蔽しようとする癖がある。ミスというのはバレたくないものだが、自分でカバーできないレベルのミスを犯したなら親告しなければならないだろう。特にクソガイジに関しては能力が低すぎるあまりに、常人ならカバーできるミスすら解決できない。しかし、そのくせミスを隠し、ミスを犯すゴミクズ。

過去の例として

1、レジの金の補充の際に金を落として無くす。ガイジ曰く「元々無かった」とのこと。確認したらレジ下に落ちていた。

2.客に商品の有無を聞かれ、ノータイムで無いと返事。その後レジに戻って他のバイトとお喋り。商品の有無を聞いた客がレジに来ると舌打ち対応。

…というのを2回やって2回ともクレームになっている。舌打ちは日常茶飯事。

3.納品がゲロ遅い。そのくせに「納品終わりました?w」とか聞いてくる。

4.大きめのポップを作る際に継ぎ合わせるところを言われたとおりに出来ず、他の箇所と継ぎ合わせられなくなって他の人がガイジの分まで作り直し。本人は素知らぬ顔でレジに戻っている。

5.クレジットなどの控えの扱いが雑。最悪控えもレシートも全部客に渡していることがある。

6.早番でシフトが入っている中、出勤20分前に体調不良で欠勤する旨の連絡を入れる。

いやー、ガイジですねぇ。こいつと給料が同じというのが全く理解不能。てか早く死ねばいいのに。最後のは、体調不良じゃなくてただ寝坊しただけだとぼくは予想している。そういうミスをひた隠しにしようとする性根がムカつく。ミスした時はどうしようもないんだからミスしましたって言えばいいのに。そのせいでイライラが溜まってくんだよ。

とは言え、全てが全てぼくに害があるわけじゃない。ムカつくことに代わりはないが。

 

しかし社員共は違う。着実にぼくに害を与えてくるのだ。

 

百舌鳥たそ

さあ出ました。こいつに関しても以前どこかで記事にした気がする。ぼくが入った当初、クソガイジよりもヘイトが高かったクソofクソ社員だ。

しかし彼女は別に性根が腐ってるわけじゃない。ただただ、ただただ殺意を覚えるほど馬鹿なだけだ。

 

1.商品棚の整理を3時間以上させる。

今はこんなことはないが、初期の頃にぼくがこれを食らった時はキレて帰った。どういうことかと言うと、百舌鳥たそは基本的にポンコツだ。だからバイトに商品棚の整理を依頼したことを5分後には忘れており、その後の指示をくれないのだ。だから”百舌鳥”。

まぁこれに関しては、整理が終わった段階で百舌鳥たそに指示を仰がなかったぼくが悪いのだが、当時はシフトが重なると必ず執拗にぼくだけに商品棚の整理を命じてきており、それも相まってぼくがキレたという経緯も存在している。何故他のバイトに一切指示せずにぼくだけターゲットになっていたのか未だに謎である。

 

2.閉店間際に思い出したように作業をし始める。

うちは9時に閉店だ。これは確定事項だ。その日の天気のように移ろうわけではない。だのに、8時や8時半から到底1時間では終わりそうにない作業をおっ始めることがある。おい、百舌鳥たそよ。頭ハッピーセットか?時の概念の外にいるのか?何故6時段階から始めなかった?今思い出しちゃったの?可愛いなぁ。ぶっ殺すぞ。

当然社員に口答え1つも許されないので仕方なく従うわけだが、効率の悪さに辟易する。

 

3.ミスをする。

我々は人間だ。ということは百舌鳥たそも人間だ。百舌鳥なのに人間だ。だからミスは必ず起こる。それをどうリカバリーしていくかどうかが重要だ。が、百舌鳥たそ。お釣りの渡し忘れを一体何回やったら気が済むんだ。

うちは自動レジだ。つまり、お釣りを自分で勘定し間違えることはあり得ない。自動レジでお釣りの渡し忘れが起きるケースというのは1つしかない。それはレジが小銭を感知しないケースだ。

しかしPOSには会計が表示されている。

具体的に言えば1520円の会計で2020円預かったとすれば、お釣りは500円なはずだ。それでレジが小銭を感知していなかったとしたら、読み込みが2000円のみとなりお釣りが480円になる。小銭を入れていたのに端数が出てくるのはおかしい、と普通は勘ぐって、あぁ20円が読み込まれなかったんだな、と解釈する。

しかし百舌鳥たそはこのまま480円をお釣りとして返してから残りの読み込まれなかった20円に気づくのだ。まぁぼくは関係ないからいいけど、気をつけたほうがいいんじゃない?

 

4.シフトを把握してない。

これが今一番頭にきているのだが、これはつい先日の出来事だ。

シフトが出来上がってから、バイトの1人が出れない日にシフトが入ってしまっていたことを店長に告げて、店長がぼくに代わりに出るようにお願いしてきた。ぼくはそれを受け入れたが、ぼくの出勤時間が規定をオーバーしてしまうので1日削ることになった。

その削られたシフトが4月の某日であったんだが、その日外は雨降りだったので部屋でのんびりしていると百舌鳥たそから電話がかかってきていた。

百舌鳥「今日出勤だよね?」

ぼく「は?」

百舌鳥「パソコンの方ではそうなってるんだけど…」

ぼく「ぼくの持ってるシフトだと休みなんですけど」

百舌鳥「そかそか…うーん…」

百舌鳥「とりあえず来てもらえる?」

ぼく「は?」

ぼくは土砂降りの雨の中、謎の休日出勤を要請されて出勤することになった。

彼女の言い分では、パソコンのデータ上だとぼくが出勤になっており、そのことについて店長に確認しようとしたが連絡がつかないとのこと。

百舌鳥たそはぼくが到着してからどうしようか悩んでいたが、ぼくとしては休みの日に雨の中バイト先まで来たわけで、これからやっぱり出ないという選択肢は無いので出勤。そこで悩むくらいなら電話口で悩め馬鹿。

誰かの代わりでもなく、人数が足りないでもなく、ただただ勘違いによる無責任な出勤を要請されたぼくは、死ぬほど不貞腐れて死ぬほどダラダラ仕事をしていた。バイトの女子力君が一緒に作業しながら話を聞いてくれたので自我を保っていたが、それがなかったら棚を蹴っ飛ばして帰っていたかもしれない。

 

しかしこの件に関しては長であるバーバリアンが深く関与している。

 

Mr.ゴミクズ、バーバリアン

上のぼくのシフト間違いの件の際にいち早く百舌鳥たその連絡に応対していてくれれば、ぼくは出勤する必要が無かったわけだ。じゃあなぜ応対しなかったのか。

このゴミクズ寝込んでいたらしい。38度の熱を出して。

じゃあ仕方ないじゃん、と思う人もいるかもしれない。

ぼくは思わない。

何故ならこのバーバリアンは、バイトが体調不良だろうが早上がりさせることなどあり得ないのである。ぼくがゲホゲホ咳をしてクシャミを繰り返し寒気で震えていたあの日も、

「どーーーーーーしてもってなったら言ってね。最悪早く上がってもらうから」

いや、もう上がらせろや。

しかもこんなこと言ってても、いざ相談すれば不機嫌になるし、あとでぼやき始める。過去の言動から目に見えているのだ。

おう、じゃあ、お前は体調不良でも稼働しろや。38度ごときで活動辞めてんじゃねえよ。体調不良は自己管理の欠陥なんだろ?自己責任なんだろ?じゃあ責任もってLINEぐらい返せや。死ぬならその後死ね。てかそもそも本当に風邪なの?嘘だろ?出勤してこいや、じゃなきゃ信用しねえ。

他のバイトが熱を出しただの体調不良だの言うのなら、ぼくは全く出勤を勧めないし家で休養をとるべきだと思う。だが、こいつだけは別だ。死ぬまで働いてもらわなきゃ理屈に合わない。そもそも何が”体調不良”だ、ほざけやドブネズミが。って感じだ。

たかがその程度で怒っているのかと言われそうだが、こいつには別件ではあるものの前科があるのだ。

 

1.バイキング事件

うちはテナント店であり、大きなショッピングモールの一画に居を構えている。そのショッピングモールで昼休憩の時間にオードブルのバイキングが開催されていた。ぼくはその日出勤だったので参加させてもらった。他のバイトの人からその情報を聞いて。

会場に入ると、隅の方に野蛮な食い方をしている原始人が視界に入った。そう、バーバリアンだ。プッツーン。

なぜこのタイミングでプッツンきたかと言うと、この情報は上に書いたようにぼくはバイトの人から聞いた。店長からは一切聞かされていない。なのに、ゴミクズバーバリアンはムシャムシャ無心で飯を頬張っている。それにプッツンきたってわけだ。

つまり、このゴミクズはポジティブな情報を持っているのにも関わらず一切バイトに情報提供をしていない。事実、ぼく以外数名を含めてバイキングがあった事自体知らなかった。しかもその数名も全員ぼくに教えてくれたバイトから情報を仕入れていた。

 

2.割引券横領疑惑

定期的に開かれるテナント店の会議がある。そこには基本的に店長が参加するわけだが、そこで偶に他のテナント店の割引券がもらえることがある。らしい。

しかし我々バイトは一切割引券をもらったことがない。じゃあ会議で配布されている割引券は誰が持っているの?

ちなみにぼくは割引券の話すら聞いていない。偶々店長が口を滑らせた際に聞いたバイトからの又聞きである。

 

3.新年会事件

新年にショッピングモールもテナント店の従業員だけが参加できる新年会がある。らしい。

しかし、いつどこでやっていたのか全く知らない。

ちなみにこの新年会の話は他のバイトから聞いた。

 

このように、バーバリアンはポジティブな情報を数多く所有しているはずなのだ。それなのにバイトには一切情報を公開してこない。

それだけならまだしも、そのくせに業務連絡ノートには業務内容の改善、接客態度に関する説教、その他数多くの要求がバーバリアンによって書かれている。

「与えよ、さらば与えられん」だ。わかるか?バーバリアンよ。情報も、思いやりも、何も与えてこないのに、こちらが協力をしようと思うか?少なくともぼくはバイキング事件があるまではある程度協力的だったんだよ。

ついにお前はいちばん大切なものを失ったのだよ。唯一金で買えないものだよバーバリアン。わかるか?バーバリアン。我々はビジネスライクな関係性である。ぼくは金で自分という労働力を提供しているに過ぎない。しかし、そんな事務的な関係性にも欠かせないものがあるのだ、バーバリアン。おい、寝込んだ振りをやめるんだバーバリアン。

いいか?それはな、”信頼”だよ。金は最低限の”信頼”だ。これがなきゃ話にならんし、これがあるから出勤してる。しかし、そこからモチベーションやらを考えれば、その先の対価は信頼だ。わかるか?バーバリアン。だからな、俺はお前が風邪で寝込んでるとか言われても信用できなんだよ。情報を開示せずに黙り決め込むお前が突然風邪で寝込んでたとか言われても嘘だと思うし嘘だと思ってるよ。

そんなバーバリアンが百舌鳥たそと基本であるホウ・レン・ソウも疎かにした結果、俺は休日に無理矢理出勤させられたんだよ。

おい、バーバリアン。こんな簡単な仕事でもボロが出るなら、お前は一体何ができるんだ?忙しくて、とかクソどうでもいい言い訳するわけないよな?この世に忙しくない人間がいると思うか?おいバーバリアン。これだけ他人に強く当たっておいて、自分が徹底できないなら辞めろ。これだけ情報の開示をサボって、信頼を得るのすらサボるのであれば、お前は全然大変じゃないし1つもミスするべきじゃないよな。

それができて初めてお前は要求が出来るんだよ。有給の使い方も提示しないし、その他会社側からの恩恵の情報も一切提示しない。そのくせに従業員に真面目に働けってそりゃ無理があるだろ。

なぁ、バーバリアン。嫌なら辞めろ、じゃねぇんだよ。お前が改善するんだよ。本来受けてしかるべきサービスを受けられないことに関して文句を言って、お前が口を開く権利はないんだよ。お前は口開けてオードブルでも食ってろ豚野郎が。

 

…ふぅ…ちょっとは気持ちが落ち着

おい、バーバリアンよ。お前本当にそろそろいい加減にしろよ。俺が本社に電話入れる前にな。電話ガチャって切って店長ガチャ始めてもいいんだぞ。次はどこだろうな?夏なら西に冬なら東に飛ばしてやりたいな。

 

ふぅ…ちょっとは気持ちが落ち

おい、百舌鳥よ。入社が最近だかなんだか知らないが、自覚を持てよ。バイトじゃねえんだぞ。お前がてきとうだとバイトが全員困惑するんだよ。馬鹿でも閉店30分前から作業し始めるのが効率的じゃないことはわかるよな?店長からの評価を得たいのかなんなのか知らないが、それならもっと効率的に作業しろよ。

 

…ふぅ…ようやく気持

ガイジ死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死