ぼくを憐れむうた

ぼくを憐れむうた

日々の雑記や音楽のお話

ここは ぐちの はかば


終われない作曲

いやー月曜でしたな!月曜すぎて吐きそうでした!!

家鳴りんです。

 

土日ほとんどギターを触って終わりました。

ほんとは勉強しないといけないのに……

 

というのも、知人に捧げる曲を作っていたのですが全く進まない。

以前のようにポンポン作れたら良いのだが、精神状態もあまり良くもないので中々進まない。

だが、1番の要因としては間違いなく"""転調"""と""""ドラム"""""だろう。

 

随分前、同期に転調こそ正義だと説教され、それ以降自分への訓練のために、或いは彼を驚かせるために、できる限り転調するようにしてきた。

最近作った曲を例に挙げ、転調について考えていこう。

 まずこちら。

これは最初確かF#m/Em/D/Dみたいな感じでキーDで始まって、サビでAに転調。

その後驚きのCへの転調をする。

はぁ…いる?その転調…?

 

しかしこの程度の転調は序の口なのだ。

 ぼくは基本的にその場のノリで曲を作ってその後即刻忘れる癖があるのだが、この曲は後輩たちとやるために作った曲でありながら、何よりも進行がキモすぎて未だに覚えている。

 

AメロはA/G#m/Bm/A

 

この時点で割とキモい。

キーがAだとすればG#mはおかしいし、EだとすればBmはおかしい。だがそもそもEは出てこない。だとすればAか…?もしくはBmで一瞬転調してんのか…?

エロい人教えて下さい。

 

で、サビ。

G F#/A C#m/C Bm/A

これはキモいでしょ…キーなんだよ…

この間転調説法してきた同期に聞かせたら"転調…w"って苦笑していた。

 

この曲に関しては、もはやメロディよりも内容よりも”転調”にだけ目を向けて作ったと言っても過言ではない。ここまでくると呪いである。

 

一つ大切なことを言っておくと、本来、転調は手段であり目的ではない。

のっぺりしがちなメロディラインに展開を持たせるための術である。

だが、この頃は手段と目的が完全に入れ違っている。別に転調しなくたっていい曲は作れるはずなのだ。そうなのだ…ハムタロサァン…

 

ではなぜここまで転調にこだわるのか?

それは偏に同期の言葉だろう。

”君の曲はメロディとリズムがつまらない”

これである。

いじっぱりASぶっぱの俺はそう言われると歯向かいたくなるのだ。

ほぉ…そんなに転調がお好みならやってやらぁ…サビで歌詞の文字数だけ転調してやるよ…後悔すんなよ…

となるわけである。

彼は音楽的に敵わない相手だけど、少しだけでも認めて欲しいんだよね。

 

だが、その同期はバンドではドラムなので、こういう曲作って一番ダメージを受けるのは結局何も知らないボーカルの後輩であることを忘れてはいけない。ぼくの報復は彼の犠牲の上で成り立っているのだ。

 

さて、ここまで書いてきたように、ぼくにとって転調はもはや日常になってしまった。しかし転調だけなら足枷にこそなれど手枷にはならない。

つまり、録音モチベを阻む要因としてこれだけじゃ足りないのだ。

じゃあぼくにとってモチベを下げている要因はなんだ?

 

ずばり手枷はドラムである。

 

 こちらは必死こいて打ち込みした曲である。

おなじみの転調。コードはうろ覚えだが、AメロがキーE、BメロがAm、サビがGとかだった気がする。転調は呼吸なので別に目論見があってやってるわけじゃない。

しかしながらコードワーク考えるのは非常に面倒なのでまずここで時間を食う。

 

次にリズム。ドラムだ。

おおまかなリズムはギターで決め、そこにドラムを入れていくわけだが、まぁーめんどくさい。やり始めると妥協点が見つけられなくなって延々とやっているのだが、始めるまでが面倒くさい。

何が面倒くさいって、俺はドラムの知識が一切ないのだ。だからどこをどうすれば何がおきるのかさっぱりわからないのだ。

じゃあドラムの知識つけろよと思うかもしれないが、まっぴらごめんである。理由は秘密だ。

 

このようにぼくにはドラムの知識が一切ないわけだが、最近は自作の曲に関してはドラムがないと全く満足できない。矛盾でありジレンマである。

SoundCloudに投稿する上で、ドラムが入ってない曲なんぞあげられない病にかかってしまったのだ。

 

去年一昨年狂ったようにSoundCloudに曲をあげていたが、ほとんどはギターのみの曲。一番最初に歌ってもらったものもギターだけで作曲していた。

 

本当はそれがいいと思う。一番気軽だし、コード鳴らして歌歌ってるのが一番楽だ。なぜなら我々はプロじゃないし、いくら頑張ったところでたかがしれているし、金が絡んでるわけでもない。ただの趣味でやるなら一番楽しいやり方を選択すべきだ。

すべきなんだが、ぼくはどんどん沼に落ちていっている。

 

 

聞いてくれよ…ぼくの力作を…

これは転調はしていないが、相対性理論っぽさを頑張って出そうとした曲である…

ちょいちょいドラムがずれているが、これでも限界だ。マウスぶっ壊れるかと思うくらいクリックしまくって作った曲だ。

 

 いやあ一年前の作曲からしたら大した進歩じゃないだろうか?

 

はぁ…とはいえこんなことをしていても何の役にも立たないし、そもそも今回取り上げた転調とドラムのせいでモチベがぐんと下がっている。

ドラムを入れて転調しなきゃ曲を作れない、という前提が自然と生まれてしまっているのだ…

 

もし楽器のプレイヤーでこの記事を読んでいる方がいたら、転調はほどほどに…というかオリジナルもほどほどに…健康によくないです…

最後になりますが、春っぽい曲を作ったので貼っておきます。