ぼくを憐れむうた

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日々の雑記や音楽のお話

ここは ぐちの はかば


カジサック氏のKajisac houseは少年漫画の冒険譚だ。

キングコングの梶原氏が2018年10月1日に”カジサック”としてyoutuberデビューを果たした。その意気込みは「2019年末までに登録者100万人いかなければ芸能界を引退する。」と宣言するほどであり、動画も芸人としての特権を活かした内容のものも数多く撮られていてyoutubeへの力の入れようが散見される。
特に人気になのは、芸人をゲストに招いて撮影されるトーク動画である。やはり芸人というのは口が達者であり、ただ喋るだけの動画でも一般人とは一線を画するのを再確認させられる。
時折炎上しながらのyoutuber活動ではあるが、それでも動画のクオリティは非常に高く、これから新年度がスタートし、5月には新元号に変わる2019年ではyoutubuでさらなる活躍が期待できるのではないだろうか。

ところで、梶原氏、もといカジサックが投稿する動画の中で、シリーズ化しているものがある。

それが”Kajisac house”である。


これは、Goose houseのパク…リスペクト企画であり、Goose houseのような感じでやりたい、と始まった企画である。故に、バンド形態もGoose houseを模しており、楽器もアコースティックギターとキーボードのみ、というシンプルな編成になっている。
この企画では、ホストのカジサックの他に固定メンバーとして、もうひとりのボーカルにエハラマサヒロ氏、アコースティックギターにチャンネルの音響担当であるjoe daisque(ダイスケ)氏、キーボードに作編曲家の持山翔子(もっちー)氏が参加しており、更に毎回ゲストに女性ボーカルとして芸人やGoose houseの元メンバーを招き、計5人前後で楽曲のカバーを行っている。

曲のクオリティは、というと、毎回ちゃんとした1つのカバーとして成り立っており、演奏陣の2人の技術や、カジサックとエハラ氏の努力が垣間見える内容となっている。
しかし、一番の見どころはそこ、つまり曲自体ではなく”おまけ”の方にあるのだ!

どういうことか、というと、本編再生後に用意されている”おまけ”部分はいわゆるメイキング動画となっている。つまりは練習風景が映されているのだ。そして、その練習風景こそがこの動画の醍醐味とも言えるのだよ!!!

メイキング動画は、基本的にカジサックがエハラ氏とゲストの女性ボーカルに楽曲を発表するところから始まる。そして演奏陣の2人を加えて練習する風景を撮影していくわけだが、これがまた面白い!
というのも、やはりカジサックもただのカバー動画にする気持ちはなく、メイキングありきで動画を考えているのだろうが、それにしても楽曲発表時から練習時まで含めて、あそこまでトークに華を咲かせ続けられるのは、やはり芸人として素晴らしいと思う。というか、芸人であっても大変なのではないだろうか。

主に動画上で会話しているのはカジサックとエハラ氏であり、お互いが時折ボケてお互いが時折突っ込む内容となっているが、楽しそうに練習している風景を非常に微笑ましく見ることが出来る。
演奏陣の2人は基本的にあまり2人の絡みに入っていくことはないが、それも丁度いいバランスとなっており、2人の絡みを微笑ましく見ていたり、時折笑っていたりするのもまた画になっているのだ。
特に、key.の持山翔子氏、通称もっちーがクスクスと笑ってんのはマジでゲロ可愛い。ああああああああああああああキーボードのゲロ可愛い子と結婚してええええええええエエエという気持ちになる。

また、カジサックは歌が結構お上手なのだが、音楽の知識がホボ0だ。それもまた微笑ましいのだ。
「主メロってなに?」
「フラット…している?」
「み…ミックス?」
知識がある会話がなされると、エハラ氏はついていけるのだがカジサックはついていけない。それを見てエハラ氏がツッコんだりボケたりしてカジサックをからかうシーンも見ものの1つである。それに対して笑っているもっちーはもっと見どころである。ああああああああああああああああああああああああああああああああああキーボードのゲロ可愛い子と生涯ともにしてえええええええええええええええええええええという気持ちになる。

ただ、そうからかわれてもカジサックはちゃんと練習して食らいついていく。エハラ氏は基本的に音楽の知識もあり、歌もカジサックより断然上手い。呼ばれる女性ボーカル達も何故か基本的に音楽スキルが高い。演奏陣2人に関しては言わずもがな。つまり、あのグループにおいてカジサックのみが”初心者”なのだ。

それでもカジサックは臆することなく企画をし、彼にとって憧れの人(Goosehouseの元メンバー)を招集したり、先日は”#卒おめ”というイベントにも”Kajisac house”として参加している。
で、主メロも知らなかったカジサックのそういった先導に、エハラ氏は散々ぼやき倒しているものの毎回参加している。他の演奏陣2人もだ。そう、あんなに可愛いもっちーもだ。あぁ可愛い。
そしてエハラ氏に関しては、冒頭の演奏シーンで歌いながらカジサックにアイコンタクトを送ったり、歌っているのを微笑んで見ていたりしている。カジサックもまた、エハラ氏を気にしながら歌っている。

これが、この光景が、すごくかっこよく見えるのだ。

更に、カジサックはある目標がある。
それは”Zeppに立つ”ということ。
アーティストでもない連中が果たしてZeppにバンドとして立てるのか?正直、今のカジサックのコネをフル活用すれば立てるのかもしれない。しかし彼らが言っている”Zeppでライブ”というのはそういうことではないだろう。
ちゃんとしたクオリティを持って、ちゃんとバンドとして、認められたZeppを望んでいるんだと思う。

それに関して、カジサックが最初の頃に動画撮影後に決意しているシーンがある。
そしてそれを別の動画でエハラ氏に伝えるシーンがある。その時エハラ氏は、
「いや急なんですって…」
「ほんまに目指します?ほんまに目指します?じゃあぼくも目指します…吉本坂46(※エハラ氏の参加する吉本坂46吉本興業のタレントによるユニット。カジサックである梶原雄太氏は参加していない)
と茶化していた。
しかし、件の”#卒おめ”での出演後の動画で再びカジサックがZeppを目指す旨を述べたシーンでは、エハラ氏は当たり前であることのように頷いてた。

例えるなら、エハラ氏は主人公の横で共に戦う攻撃職だろうか。正直今のところ主人公より火力あるぞ。ダイスケ氏は壁を張れる防御職だろうか。安定のアコースティックギターだ。もっちーは絶対回復職だろうな。ヒーラーだよね。ぼくのことも回復してくれてるもんね♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡んんんんんんんん
そして、それを束ねて先導するのは、まだまだの初心者であり、主人公であるカジサック。

そう、まるで少年漫画の冒険譚のように見えるんだよ。

日常的なおちゃらけた練習風景も、本番の演奏シーンも、全て輝いて見える。本当にやりたいことを全力でやっている人ってのはこんなにも羨ましく思えるものなのか。何故か、どうでもいいシーンでなぜか彼らの姿がかっこよく見えて、なぜか涙ぐんでしまう。

動画上ではふざけあったシーンばかりが切り抜かれているが、Mr.ChildrenTomorrow never knowsをカバーした際の動画にて、その時のゲストであった神田莉緒香氏が
「めちゃくちゃ練習熱心なんですよ!ほんとにすごいんですよ!」
と2人のことを讃えていた。
うん、じゃないと1日2日で上手くはいかないよな。相当頑張ってるんだろうな。

カジサックよ!目標を立てたなら絶対に成し遂げろよ!Kajisac houseとしてZeppに立ってくれよ!
陰ながら応援をしています。
皆さんも是非Kajisac houseを御覧ください。下からくる何かを抑えるカジサック氏、とぅくとぅくのプロであるエハラ氏、なによりもっちーが可愛いのおおおおおおおおおおおおおおあああああああああああああああああああああああああああああ

…ふぅ

 


ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああもっちーあああああああああああああああああうちに来てくれえええええええええええええええええええええええええええええええ味噌汁作ってくれえええええええええええええええええええええええええええんだあああああああああああああああああああああああああああああいあああああああああああああああああああああああああああああ