ぼくを憐れむうた

ぼくを憐れむうた

日々の雑記や音楽のお話

ここは ぐちの はかば


ぶっころ詐欺師

みなさん、一年の十二分の一を消費した今日いかがお過ごしでしょうか。

私は

詐欺に遭いました

 

ぼくは性質上ネットに浸かって生きてきたので、ワンクリの詐欺など何千回も跳ね除けてきました。時にはガチ業者から電話かかってきたこともあったけど。

だからね、詐欺なんてかからないと思ってたんですよ…

なのに…なのにいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

町内会詐欺

タイプから言うと、町内会詐欺でした。町内会の会費を徴収すると言って騙されたのですが、やり口がうまい。

まずインターホンが鳴って扉を開けると物腰柔らかなおっさんが突っ立っている。

「すみません、お宅のうらに町内会の組長の田中(仮)なんですが…」

あとで大家さんに確認した所、ぼくのアパートの裏側に確かに町内会の組長の田中(仮)という人物は存在するらしい。学生のぼくは町内会なんか参加してないし、そんなことは知らなかったが。

「年末とココ最近に何度か寄らせて頂いたんですけど、お宅と上の201の方は留守だったみたいで…」

年末というとぼくはバリバリ5連勤の最中だった。確かに昼間に部屋にいることは無かったのだ。

騙されることもあるかもしれない、と身構えていたら、対応できたかもしれない。

しかしここまで明確に色々と話されると疑うことすらできなかった。

「でね、町内会に参加して頂ければ、毎回家に来る必要も無くなるもんで、参加してほしいんです」

特にデメリットもないように感じたので参加します、と返すと、ゴミ出しの仕方が変わるという話になった。

そして一連の話が終わると、町内会費の話に。

「月300円で半年分か1年分をまとめて支払っていただけると有り難いんです。その費用はゴミ出し場の清掃とか(あとなんか言っていたが忘れた)に使用致しますので」

特に疑う要素もなかったが、ここで痛手だったのは財布に諭吉しかなかったのだ。

ぼくは完全に信じ切っていたので万札を手渡してお釣りを貰おうとすると、

「じゃあちょっと201の方に集金に行った後にまた来るので5分10分お待ち下さい」

とのこと。ぼくは素直にそれを信じて部屋の中に戻った…

 

…来ねえ…

というか、改めて考えるとその場でお釣り返せないことなんてあるか?

慌てて大家さんに確認すると、そもそも学生は町内会の費用を払う必要もないとのこと…

そこから慌てて警察に連絡して今に至るわけだが…

 

くそがああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!1ぶっ殺すぞ糞爺いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

しかし巧妙だった。

玄関の扉を僅かに開けるだけで、持ち物なども何も見えない状態での会話。途中で通りがかりの人に挨拶する素振り(扉が邪魔で本当に通りがかりの人がいたのかどうかわからない)。ましてや名前も肩書も実際ものを利用している。そして何より、堂々とした立ち回り…

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詐欺師というのは滅びないだろう。

数年前にも近くのアパートで同様の事件が起きていたらしい。

その時も恐らく警察に連絡は行ってただろうが、やはり数年後の今日、同じ事件が起きている。警戒心がない人間の良心に漬け込むのは案外簡単なのかもしれない。

そして多分、今回も捕まらないんだろう。

 

時々騙されたほうが悪い、という人間がいるが、それは絶対おかしい。

スリに遭った時も親はケラケラ笑ってぼくを責め立ててきたが、絶対おかしい。

なんで真面目に生きてる人間が悪党のせいで被害を被ってんのに、悪党じゃなくてぼくが責められなければならないのか…全くもって遺憾に思う。

 

最近はちょくちょく金銭のトラブルがあった。小銭程度のいざこざだったが、お釣りが足りなくてコンビニの外人店員とバトったのもつい先日だ。

ぼく「これお釣りおかしいですよね」

外人「うん!ダイジョブ!ダイジョブ!」

ぼく「なんでタメ口やねん」

全くもって不快である。

 

釣り銭間違えならまだしも、ガチガチの詐欺に遭うとは本当に思っていなかった。

詐欺は無くならないだろうが、是非あの糞爺はいつか必ずどこかで天罰が下って欲しいと願ってやまない…

 

と、ここまでが下書きだが、結局その後警察に連絡して指紋をとってもらって似顔絵を書いてもらって終了した。

 

そんな中、曲ができたので聞いてください。

はぁ…明日もなんとか生きてくか。