ぼくを憐れむうた

ぼくを憐れむうた

日々の雑記や音楽のお話

ここは ぐちの はかば


子どもが憧れない楽器No.1「ベース」

派遣バイトのことを記事にしようかと思いましたが、曲の出来が完璧なので曲の記事にします。

前回言ってた2時間打ち込んで全部ぶっ壊れた曲が完成しました。

 

lonelyingstones.hatenablog.com

この記事の曲ですね。

 

聞いて!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!1

ただ、キーが高すぎて出なかったので歌は歌ってもらいました。

 

いやぁ久々に頑張りましたね。ぼくは一度この曲を殺してるので実質2回作ったわけですからね。前回分の2時間+今回の2時間で4時間位かけて作ってんじゃないんスカ。あー疲れた。

ちょっと調子に乗ってストリングスまで入れちゃったんですけどイマイチ聞こえない。まぁなんか鳴ってるくらいに思っていただければ幸いでございます。

 

やっぱり誰かと曲を作るというのは楽しいですね。一人で作っていても楽しいのですが、ほとんど誰にも聞かれないという前提を考えたときには一人でも協力者がいれば最小二人で楽しめるので、その分作った時の達成感というのもあるというものなのです。

 

Cakewalkがフリーズすることにビクビクしながら作った今作ですが、やっぱりドラムがあると曲っぽくなる。打ち込むかいがあります。

 

ただねぇ、ベース…君だっけ?てめぇは許さねぇ…

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(画像のジョン・エントウィッスルは本文と関係ありません。)

 

今までは文句こそ吐けどベースもギターも同じ弦楽器として扱ってきた。

生まれや皮膚や目の色でこのぼくの何がわかるというのだろうとマーシーも言っていたが、ギターやベースで差別をするのだってよくない。音楽をプレイヤーとして楽しむのならば別け隔てなく扱うべきなのだ

 

…と、思っていたんだが、今回ベースを弾いて感じたのは

 

やっぱベースはクソだわ…

 

ということである。

だってギターと比べて弦の数違うし。音域違うし。弦太いし。なんか重いし。弾いてて楽しくないし。重いし。

 

今回は曲が曲で割と単調なので、できるだけベースはベースラインを作って動こうと意識していたのですがまぁむずいことむずいこと。

弦間もあるしフレット幅も広いし弾きづらくて仕方がない。

誰だよこの楽器考えたやつ…もっと弾きやすい構造にしろよ…

 

で、ここからはあくまで個人的な悪癖なのだが、ぼくは小指をほとんど使わずにギターを弾いている。本来小指を使うであろうフレーズはすべて薬指で賄ってきた。賄えない時は弾いてこなかった。

ギターならそれでもいいが、ベースとなるとフレット幅的に薬指では無理がある。オクターブや5度を押さえる際はどうしても小指が恋しくなるのだ。

となると、人間工学的にぼくにはベースが向いていないという話になる。

 

このように、弦間問題、フレット幅問題、小指問題、弦太問題、重量問題、日米問題、等々、ベースにはエコノミクスな問題含め様々な問題点があるわけだが、とりわけいちばんの問題点はいわゆる"""ゴーストノート"""問題である。

 

ゴーストノートとは?

ゴースト、つまり音じゃない音だ。

ギターはカッティングなどでゴーストノートを使っているが、ベースはリズム隊であるためグルーブをだすためにギター以上にゴーストノートを意識せざるを得ない。

しかしベースではギターのようなカッティングは行いない。となると左手のミュートが非常に大切になってくるのだ。

これがマァー慣れない。楽曲をのっぺりさせないためにはある程度ゴーストノートを意識しなければならないわけだが、ぼくにリズム感がないのも相まって非常に慣れない。

 

ということでベースは弾くのがえらい難儀な楽器であるわけである。

 

だが、リズム隊というのはバンドの中非常に重要な存在だ。

先の記事でデータが飛んだことを憂いた曲を作ったが、それには面倒くさくてベースを入れなかった。その結果、どうしてもやはり音が全体的に軽くなってしまった。

 聞けばわかるように何か物足りない。具体的には低音が物足りない。

 

このことを踏まえて私が言いたいのは、ベースというのは重要なパートだからベースを頑張りたいということではない。

重要なのにベースを弾いた所でどうせ聞こえやしないから頑張りたくない、ということを言いたいのだ。

 

一見矛盾しているように見えるこの主張だが間違ってはいない。

こちらに上の音源にベースを入れたものを急遽作ってみた。頑張って弾きたくないベースを弾いてみた。

 さて、上の音源との違いが明確にわかるだろうか。

意地悪な質問をするならば、ベースが何をしているかわかるだろうか。

 

私にはわからない。

わからないが、ちょっと音が分厚くなった気はする。

 

そう。こんなもんだ。ベースはコストに対してメリットが低いのである。費用対効果が非常に薄いのだ。

こんだけ苦労してベースを弾いても”あ、なんかちょっと音圧が上がったなw”程度なのである。結構かっこいいベースラインを弾いても誰も聞いちゃいないのだ。

 

ベースを弾くのが好きな人ならいい。弾くのが楽しくて仕方ないだろう。

だが私は、ここで散々こき下ろしてきたようにベースを弾くのが全然好きじゃない。好きじゃないが無いと軽くなるからしっっっっっっっっっっっっっっっっっっっかたなく弾いているのだ。

はぁ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

マジで誰かベース弾いてくんねぇかな~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

もう疲れちゃったよおじさん。

曲作りたい気持ちはあるけど、ベース入れるプロセスがあることを想像するだけで体調悪くなるもん。はけんのうたを作るにあたって4回吐きました。

 

ということで、ぼくが曲を作った際にベースを弾いてくださる方、ドラムを叩いてくださる方、切に求めているので連絡お待ちしております。

条件としては黒髪ロングのモテカワスリムで制服が似合うゲロ可愛ボイスであれば他は求めません。ベース経験の有無も問いません。よろしくおねがいします。

 

fin