ぼくを憐れむうた

ぼくを憐れむうた

日々の雑記や音楽のお話

ここは ぐちの はかば


音2つあれば曲はできる!!!!!!!!!!!

まずはどうかこちらを聞いていただきたい。

これはコードすら使っていません。ギターでAの音とGの音を鳴らしているだけです。

曲作りなんてこんなんでいいんです。

で、これをバンドっぽくするとこうなります。

バンドサウンドでしょ!GとAしか使ってないのに!

 

先日、後輩と飲む機会がありまして、その際に曲作りの話になりました。

「もうメロディが出てこないんですよ…才能が枯れました」

物悲しげにグラスを傾けて喚く後輩。

 

ぼくらは去年オリジナルの曲を作っていたんですが、それを同期に聞かせた所、リズムがつまらないと一蹴されました。その後、転調が如何に大事か、なんて説教もされました。

 

うるせえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ知らねええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ

 

いや、わかりますよ。リズムだって一定じゃつまらないし、キメを作ったりして曲にメリハリをつけなきゃいけないし、転調だって出来るならオシャレだ。

歌詞だって韻を踏めるなら踏んだほうが聞こえが良いし、コードだってオシャレな進行を作れればそれに越したことはない。

 

だが、それにばかりこだわっているとどんどん雁字搦めになってしまう。

リズムを意識しなきゃ…転調しなきゃ…コードをこだわらなきゃ…

そんなことをしていると、段々曲作りが楽しくなくなってくる。

 

いいかい、歌なんてな、歌いたいことを歌えば良いんだよ。

リズムだとかコードだとかどうだっていい。その日が寒けりゃ寒い歌を歌えばいい。最近良いことがあったらポジティブな歌を歌えばいい。曲にルールがあるとすれば、歌いたいことを歌うということくらいなものだ。だって、AとGだけで曲なんて作れてしまうんだから!

 

「結局最近は友達とあっても、仕事の話と車の話と女の話しかしませんね」

翌日喫茶店で珈琲を飲みながら後輩が苦笑していた。

 

いやいや、後輩くん。じゃあ曲を作ろう。最近はつまらない話しかないって曲を作ろう。曲作りは簡単だし楽しいものなんだぜ。我々は楽器が弾けて歌を歌えるのだから、歌いたいことさえあれば。あんまり難しく考えずにいこう。

また今年も楽器弾いて遊ぼうね。

 

これはまた別個で頑張って作った曲です。