ギャオオオオオン(Gt)←かっけぇ… ボボボボボ…(Ba)←^^;
異状性癖ってのは5つに分類される。
そして、
5.ベーシストだァ!!!!!!
1人で楽器を弾いてる変態がこの世にどれだけいるだろう?弾き語りは除くとすると、誰にも相手をされずに1人で楽器をプレイしている人間はかなりマイノリティだろう。
そんなマイノリティな頭ポムポムプリンガチゲロソロ楽器プレイヤーのパートはどんな分布だろう?
間違いなくギターが圧倒的なはずだ。
世の中には数多の楽器が存在するが、その中で何故多くの人間がギターを選ぶのだろうか?
断言しよう。それはギターがこの世で1番かっこいい楽器だからだよ!!
だってそうじゃん。高い音出るし、なんかエフェクターっての踏むと音変わるし、下げてるだけでアクセサリーとしても使えるし、他の楽器と比べて出来ることが多いし、カッコイイんだもん。
ソロプレイヤーの話に戻すと、では逆に1番人口が少ない楽器はなんだろう?
まっっっっっっっっっっ
…
…
違いなく、ベースだ。
何故か?!
それはなァ!!!!!!!!
弾いてて楽しくないからだよ!!!!!!!!
ギターは和音を鳴らせられるので、1人で鳴らしてても楽しい。
ベースは基本的に単音しか鳴らすことが出来ないので、1人で鳴らしてると寂しい。
ギターは重ね撮りをしていけば1人で合わせている感が出る。
ベースは重ね撮りをしていても煩くなってくだけ。
ギタリストは気が利くので居酒屋とかでサラダとか取り分けられる。
ベーシストは低音にしか興味が無いので居酒屋とかでサラダとか食べない。
ベーシストは低音にしか興味が無いので食生活も偏りがちで生活習慣病にかかりやすい。
ベーシストは低音にしか興味が無いので水道光熱費をしょっちゅう払い忘れるし、低音にしか興味が無いせいで引き落としにする方法が分からない。
ざっとそれぞれの特色をまとめて見たが、これを見るだけで楽器としてどちらが優れているか一目瞭然だ。
というか、ぼくは口を酸っぱくして言っているが、そもそもベースを弾くくらいならギターの弦を変えていた方が楽しいのである。1弦を張り替えるときの緊張感はなにものにも変え難いのである。未だに失敗することが多いのである。
であるのにも関わらず、ベーシストってのは世に蔓延っている。
何故か?!
世の中にはバンドというものがある。バンドサウンドは主にリズム隊によって作られる。リズム隊というのは、ドラムとベースのことだ。
バンドサウンドを聞く時、多くの人々はギターや歌を聞くだろう。よく見るフェスのレビューなどでも歌とギターのことがいっぱいに記されている。
だが、そこで楽器の知識がない音楽好きが歌やギターに酔えるのは、リズム隊がしっかりしているからなのだ。
下手な演奏を聞いたことがないと分からないだろうが、ベースとドラムがふにゃふにゃうんちまんのバンドは、どれだけギターや歌が上手かろうと聞くに耐えない。
逆にベースとドラムがしっかりしていれば、歌とギターがふにゃふにゃうんちまんでもある程度成り立ってしまうのだ。
それだけリズム隊の役割というのは"聞かせる"ことにおいて重要なのだ。
知り合いのベーシストで「自分を褒められるよりバンドを褒められた方が嬉しい」と語っている奴がいた。
サラダも食わないし生活習慣病になりやすいくせに粋なやつだ。
今回はソロプレイヤーの話だからバンドサウンドなんて関係ないぢゃん!と思うかもしれないが、彼らソロベーシストってのは、そんなバンドサウンドに憧れているのではなかろうか。いや、憧れているに違いない。ソロギタープレイヤーであるぼくだってバンドサウンドに憧れているのだから、彼らが憧れないわけが無い。
きっとライブ音源を流しながら裏でベースラインを弾いているんだろう。ここカッコイイな、とニヤニヤしながら弾いているんだろう。いつかどこかで誰かと弾けたらな、と、頭の中でライブしながらなんとも言えない気持ちで弾いているんだろう。ぼくだってそうなのだから間違いない。
ベースという楽器を自分で弾くのは最高につまらない。でも、ギターだって1人で弾いていてもあまり面白くない。
楽器ってのは誰かと合わせるのが楽しいのだ。それはギターだってベースだって他の楽器にしたって同じだろう。
つまり、何が言いたいかというと!
誰かぼくの曲にベースつけてくれ…………