ぼくを憐れむうた

ぼくを憐れむうた

日々の雑記や音楽のお話

ここは ぐちの はかば


やめられない止まらない

スタジオに入ろう、と声をかける面子がいる。

いるのだが、最近は久しく顔も合わせていない。

というのも、彼らの内2人はカップルでイチャイチャが忙しくぼくにかまっている暇がないらしい。

まあいいけどね。いや、やっぱ死ねや。

 

声をかける人を変えればいいじゃん、と思うかもしれないが、サークル関連のOBOGだと楽器触って遊ぼうよという人が非常に少ないのが現状であり、お互いの地理的条件と更に友人の少なさが拍車をかけて候補が少ないのだ。

 

他にもOBOGでも口だけは

「またスタジオとか入りたいねw」

とか言ってる輩がしばしば居るが、お前ら現役の頃から部室にすら来てなかったじゃねえかよ!!

そんな奴らがスタジオ入ってなにすんの???????お前らが大好きなtab無いよ?????原曲も無いよ???????

 

んで、声をかける残りの1人はベーシストなんだが、彼も一昔前まではセッションセッションうるさかったのだが最近はやたら静かだ。死ねや。

お仕事が忙しいのか、彼女が出来たのか別れたのかなんなのか知らんけど静かだ。死ねや。あんなに偉そうにジャムセッションについて語ってたのに。下手なくせに語ってたのに。

 

社会人になると大変そうですもんね。ネクタイとかして…

いや、それは分かってる。社会人は学生時代のようにはいかないのは分かってる。彼女とイチャイチャが忙しいから無理ってのは意味不明だけど。

 

まあ、でもそんなもんなのかな。段々自分の中で大切なものって変わってくよね。

と、そんなことを考えていると、ふとブルース道場の住民の言葉を思い出す。

 

ぼく「やっぱ結婚とかすると楽器弾かなくなっちゃうもんなんですかね?」

住民「俺は快楽主義者だし、何より、仕事中にもギターのこと考えちゃうくらい好きだし、ギターは辞めないってか辞められないだろうなぁ」

 

あー、この人は心底音楽が好きなんだろうなーって思った。

というか、ブルース道場の住民たちに学生は殆どいなかった。社会人ばかりだった。

それなのに演奏する為に休みの夜を割いていたのはきっとそういうことだろう。

ぼくだって翌日早番でも行ってたんだぞ!

 

好きなものが移り変わっていくことはあれど、揺るがないものもあって欲しい。

だからベース君、どうか仕事に忙殺されても忘れないでくれ。初めて他の人と演奏を合わせたワクワクをさ。

また行こうね。

あ、カップルどもはいずれセミアコで原形なくなるまでぶん殴ってガソリン撒いて火つけてその前で弾き語りしてやるから待ってろよ。