羊たちよ黙れ
もう音楽の話なんかしたくない…
音楽、好きですか?
ぼくはそこそこ好きです。
ですが、人には人それぞれの好みがあり、同時に譲れないラインというのもある。
好きな女の子でもWANIMAを聞いていたら唾をはきかけるし、嫌いな店長でもクラプトンを聞いてたら握手したくなるものだ。が、
店長「エリック・クラプトンはいい歌声してるよなw」
ぼく「よくその程度で会話振ってきたな^^;」
大方こうなる。
ところで、最近楽器や歌の技術が上達したと騒ぎ立てている後輩君がいる。
別に上達したと言うのは個人の自由だからいいんだけど、サークルの歌上手い人を越えたとか、サークルのギター上手いやつを越えたとか、正直死ぬほどどうでもいい。
また、オリジナルの曲を作るセンスがあるとも騒ぎ立てている。ここでこのコードを使ってこうこうこうで……こうこうこうこうこうで………こうこうこうこうこうこうこう……………
夏の虫の鳴き声よりうるせえ!!!!
好きな音楽は人それぞれで、センスも人それぞれだから曲の善し悪しは人によるわけで、ぼくの琴線に触れなければ
「ふーん、音、鳴ってるね」
程度の感想しか出てこない。
ましてや、感受性が死んでしまっている今のぼくでは歌詞がこうこうこうで、とか、メロディラインがこうこうこうこうこうこうで、みたいな話に乗っていけないし、それが更に君の話となれば死ぬほどどうでもいい。
なんで死ぬほどどうでもいい話ばかりめちゃくちゃ話してくんの?ぼくに死んでほしいの?
じゃあ仕方ない。ぼくもぼくの身を守るために戦わなきゃいけない。ふん…久々に剣-ツルギ-を"""抜"""くことになるな…『落胆』させてくれるなよ?俺以上にコイツ(ここで剣を天にかざす)は血に飢えているんだ…(剣を振りかざし、切っ先を後輩に向ける。しかしそれは、剣と言うにはあまりにも大きすぎた。大きく分厚くそして大雑把すぎた…それは正に 鉄塊 だった-)
………まぁ、もしかしたら、彼はぼくに色々話して色々褒めてもらいたいだけなのかもしれない。もしかしたら、本気で思ってるわけじゃないのかもしれない。もしかしたら、彼も寂しいだけなのかもしれない。でも、もしかしたら、ぼくに死んでほしいのかもしれない。
じゃあ仕方ない。ぼくもぼくの身を守るために戦わなきゃいけない。ふん…久々に剣-ツルギ-を"""抜"""くことになるな…『落胆』させてく