ぼくを憐れむうた

ぼくを憐れむうた

日々の雑記や音楽のお話

ここは ぐちの はかば


よお、そこのクソアマ

謹賀新年 あけましておめでとうございます!!!

 

と思ったらどうやら新年開けて一応記事は書いてたらしい。

 

ココ最近どうだったかというと、ついにサークルのイベントもサボってバイト三昧でした。

 

そんなぼくはなんと

大学に復学します

そう。ぼくはまだ実は大学生なのです。フリーターではないのです。

 

なので春には地元を離れて一人暮らし。

しかし、新生活を始めるのは何もぼくひとりではない。

春は出会いと別れの季節なのです。

誰しもが新生活を始めるのです。

 

今日一緒に飲んだ先輩もその中のひとりで、長く住んだ土地を離れて少し距離が離れるそう。だからお別れ会も兼ねて飲み会があったわけだが…

先輩への率直な感想を述べよう。

「死ぬほどどうでもいい」

です!明日の晩飯の献立のが気になります!

 

おお、ここだけ読むと、ぼくが今世紀指折りの薄情者に見えるかもしれない。

しかし実情は異なる。

ぼくはこの先輩と1年しか被っていない上に、在学中の個人的な関わりはゼロに等しい。コミュ力達者な先輩だからたまに飲み会であった時に話すだけで、ぼく個人の思い入れとしては何も無い。向こうも同じだろう。

 

では、なぜぼくがそんな先輩と飲みに行ったか。

全ては大学の元同期のクソ女のせいなのだ。

 

登場人物!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ぼく:クズ。先輩とそんなに仲良くない。

A先輩:大学の先輩。コミュ力。遠くへ引っ越す。それ以外よく知らない。

アマ:クズ。 大学の元同期。先輩と仲いい。

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 備考:アマとぼくは大学の元同期で、アマは卒業済み。ぼくの地元の近くに住んでいる。

先日LINEがクソ女から久々に飛んできた。

アマ「〇日飲もうね(笑)」

この一文から玄人は読み取るわけだ。そうかそうか、財布が足りないのか、と。

確かにこの考え方はひねくれているが、この女が何も無しにぼくに連絡をよこすわけがないというのも事実だ。

ぼく「行けたら行きます。」

アマ「いや、絶対来て。A先輩のお別れ会だから」

出ました。ちなみに、このアマとA先輩というのは仲が良くて、アマが一年の頃から先輩には可愛がられていた。すべての先輩から一切放置されていたぼくとは真逆の関係性だ。

ぼく「はい、行けたら行きます。ちなみにメンバーは…」

アマ「A先輩。以上。」

現在アマとA先輩二人……財布が足りないんだね。腹の底からそう皮肉を言ってやりたかった。

だがアマの気持ちもよくわかる。もしぼくも親しい先輩が居なくなるならぼくも無理して飲み会でも敢行していただろう。しかし何度もいうが、ぼくはこのA先輩とは特にそういう関係性ではない。

しかしぼくの悪い癖が出る。そんなに人数が少ないとA先輩も悲しかろう。全く可愛くないぼくでもよければ、人数の足しにはできよう…

ぼく「はい、じゃあ行きます。」

断りたい気持ちをねじ伏せて、仕方なしの良心をフリックに宿して返信した。

 

 そして当日。

A先輩「いやぁありがとね、アマちゃん。久しぶりだね家鳴りくん」

アマ「いえいえ!元気でしたかぁ?」

ぼく「お久しぶりです^^今日は飲みましょうね^^」

こうして三人のお別れ会が始まった。

 

結局中身は他愛もない話をしていたわけだが、お互いの情報量に雲泥の差があった。

先程も書いたようにぼくはすべての先輩から放置されていた期間があり、関わりがある先輩は非常に少ない。だが、ずっと可愛がられていたアマは先輩との関わりが深く、かなり上のOBOGのことも知っている。

と、こうなる。

 

A先輩「○○ちゃんともこの前会ってさ」

アマ「え!?○○先輩ってこっちにいるんですか?」

ぼく「(タバコに火をつける)」

 

A先輩「そうバンドの**は結婚すんだよね」

アマ「え!?**先輩結婚するんですか?」

ぼく「(タバコに火をつける)」

 

ぼくだけリピート再生しているようだ。リピートのしすぎでテープが擦り切れてしまいそうだ。

尋常じゃないスピードで溶けていくタバコ。話に相槌を打っているだけの男。yeah...

前回の飲み会もそうだったが、サワーが水のようだ。せめてもの救いは、A先輩はこの間のバカに比べてこちらにも気を使って話しかけてくれることだ。きっといい人なんだろう。知らんけど。

あとアマそのキャッキャ反応やめろや酒かけるぞ。

 

その中でちょっと興味深い話があった。

A先輩「それで、この前✕✕に登ってさ、街を一望したんだよね。高いところから街を見下ろしてたら色々思い出してね。君たちも街を離れるときはどこかの建物から一望するといいよ。」

少し感慨深いように物語るA先輩。人にはそれぞれ物語があって、この人のこの数年の物語の中にはこの街が常にあったんだろう。知らんけど。知らんけど、それを考えるとこちらも少し感慨深い気持ちになった。

ぼくも次に街を離れるときは高い所に登ってみようと思う。良いことも悪いことも両方思い出して、両方共どうでもよくできそうな、そんな感じなんじゃないだろうか。

アマ「へぇ~~~~!!」

アマそのキャッキャ反応やめろや灰皿で殴るぞ。

 

だが、話はここで終わらない。いや終われば良かったのだが…

アマ「じゃ、そろそろ帰りましょう!お会計で!」

ぼく「(恐る恐るバインダーを覗く)」

A先輩「じゃあまあ俺が多めに…」

アマ「あれ!??!?!?!財布がない!?!?!?!?」

出ました。

ここでここからの流れを読む。A先輩はもうすぐ引っ越しだ。もうすぐ引っ越しだからこんな急に飲み会を開いたんだ。いつもの流れなら、先輩が多めに出すわけだが、今回は曲がりなりにもお別れ会。我々も十分に負担する必要がある。

A先輩「トイレとか?」

アマ「カバンに入れっぱなしのはずです…」

しかしこんのクソアマが機能停止したということは大きく差額が生まれる。先輩に借りることはできない。なぜならA先輩はもうすぐ引っ越しだ。もうすぐ引っ越しだからこんな急に飲み会を開いたんだ。

アマ「すられた?」

なぜならA先輩はもうすぐ引っ越しだ。もうすぐ引っ越しだからこんな急に……すられるわけねーだろいつそのチャンスがあったんだよクソアマ黙れ。どうせ家に忘れてきたんだろ。お前が五月蝿いせいで同じこと繰り返しちゃってるやんけ。

 

ぼく「…」

ぼく「…」

ぼく「…」

ぼく「じゃあ、出しますね^^」

ぼくは残りの額を財布から出した―…

快くじゃない。泣く泣く出したのだ。

 

三行の無言をして、心の小さい男と、器の小さい男と呼べばいい。

しかしだ、ここで高らかに、そして胸を張って愚痴を吐き捨てたい。

 

んなんで半ば強制参加させられてるほぼ無関係の俺が一番大きく払わなきゃいけねえええええええええええええええええええええええええええええええんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

いいか?まずぼくは先輩と大して仲良くもなかったのに、良心から、心の底の良心から今日飲み会に参加したんだぞ!?!?!??!?!?!ほぼゲストだ。誰も捕まらなかったから結果俺が引きずり出されただけで、この枠は誰でも良かったんだろ!?!?!?!?!?!?!?

次に、先輩は引っ越すからお別れ会ってんなら、俺の引っ越しのお別れ会はどうなってんだよボケ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!同じ状況の人間が二人いるのに一人の状況を完全に無視してもう一人を祝わせるって頭わいてんんおか!!!!!!!!!!!!!!!!!!1

後、多分俺はこの先アマと会わねえ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!一切会う予定も時間もねえ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!1どうする気だクソアマ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!111金返せボケ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!1

 

悲惨すぎる。なんだこれは。これが厄日か。なんで…なんでこんなことに…

たかが数千円の話かもしれないが、お金の話に変わりはないし、ましてやぼくが全然関係ない飲み会というのが無性に腹が立つ…

 

そして先程のLINE

アマ「家に財布あったわ」

でしょうね。死ね。