24さい、フリーター。自宅でうんこ漏らすの巻。
グーテンターク。
最近は気温も涼しく、過ごしやすい日々が続いていますね。この頃みなさんいかがお過ごしでしょうか?
この頃ぼくはうんこを漏らしています。
はてなを使い始めてまだ日が浅いけれど、ここならうんこ漏らした話も堂々していいみたいなので、ここに記録しておきます。
昨日は大学の頃の知り合いとの飲み会がありました。死ぬほど面倒だったのに、少し早めに飲み始めよう、という話になり、嫌々夕方から飲み始めることになりました。
何度かここでもお酒の話題は出していますが、ぼくはお酒に強くないです。年を経るごとに弱くなっています。正直、もはやビール1杯とサワー1杯で充分な体なんです。
お酒は飲んでも飲まれるな、という言葉がありますが、中々どうして大学の知り合いとなるとついつい飲みすぎてしまいます。日本酒をガバガバ飲みすぎてしまうのです。
ということで、久々にそこそこ楽しい飲み会だったのですが、帰りの電車に乗ったら突然吐き気に襲われました。
各駅停車の電車を駆使して、駅につく度降りて吐きに行く作業を繰り返しながら、なんとかギリギリの状態で帰宅。そのまま泥のように眠りました。
そして今朝、気分の悪さのせいで少し早めに起床。完全に二日酔いだ。が、今日はバイトがあるので、その支度をしなければならない。
ぼくは気だるい体を無理矢理起こして、シャワーを浴びて身支度を整えました。
-ん、ちょっと食欲がある。あれだけ吐いたもんね。腹も空っぽだろう。
ぼくは、体が正常に機能してることを喜びながら、作り置きされてたサンドイッチを食べました。
-ん、まだ食欲がある。あれだけ吐いたんだもんね。まだまだ腹も空っぽだろう-…
ぼくは余り物のトンカツと米を温めて箸を用意しました。
するとどうでしょう。お腹がぎゅるぎゅる鳴るではありませんか。
-屁が出そう。
ぼくは軽く力みました。
しかしその時、電流が走る。
-まて!これは屁じゃ……
時すでに遅し。後の祭り。覆水盆に返らず。光陰矢の如し。四面楚歌。スピード×体重×握力=……
その瞬間、一気にケツの当たりが温かくなる。一瞬何が起きたのか全く分からなかったが、この感触…この空気…この静けさ…
そう、ぼくは漏らしたのだ。しかも自宅で。
そのことを理解すると、えも言われぬ消失感と絶望感を強く感じた。
前者は、今は昔に20は越えたというのに、まさかの自宅での愚行に対して。
後者は、あと10分ちょいで家を出なければ遅刻することに対して。
リカバリーをする必要がある。それもあと10分の間に。脳内で秒針が音を立て始めた。
まずはトイレに向かう。不幸中の幸いで、まだ靴下まで垂れてはいない。大丈夫。やり直せる。ぼくはまだ生きてていいんだ。
そしてトイレでパンツとズボンを降ろす。
大惨事だ。死にたくなってきた。"それ"は、うんこと言うより水に近かった。もうビショビショだ。ビショビショうんこマンだ。たこやきマントマンみたいな名前だ。
とりあえずトイレットペーパーを大量に使用して拭き取っては流す。拭き取っては流す。その行動を始める頃には、既に羞恥心や不甲斐ない気持ちは消えていた。自然と感情を殺していたのだ。
一連の作業を終え、慌ててシャワー室に向かい下半身を流す。そして流し始めて気がつく。
-パンツとってくるの忘れた。
シャワーを浴びるとタオルで軽く拭いて、そのまま局部を晒しながらパンツを取りに行く。
局部をぶらぶらさせながら、やっぱり徐々に死にたくなってきた。朝っぱらから何をしているんだ俺は。
今日弟は運動会で一日中、級友達と激戦を繰り広げることになるだろう。
一方ぼくは誰もいない家で、一人うんこを垂れ流している。
なんだこの差は。神はこんな不平等で凸凹の世界を作って満足していたのか。
そんなことを考えながら準備を全て終えると、漏らしてから10分少々の時間が過ぎていた。
ああ、これならバイトに遅刻しない。間に合った…嬉しいはずなのに、何故か心がぎゅっと締め付けられている。
外に出ると、秋の陽気がぼくとすれ違った。
今日は雨の予報だったのに、頭上は見事な秋晴れじゃあないか。
澄み渡る青空はまるでトイレの水のように青い。なんだか込み上げるものがあったが、それは必死で押さえ込んで、ぼくは原付のアクセルを回した-…