去年の手術についての話〜Kyonen no syuzyutu ni tuite〜
テーブルの上に缶ビールとコンドームってすげえ歌詞だよな!!
こんばんは、やなりんです。
話は変わるのですが、ぼくは去年めちゃくちゃ手術を受けました。なぜなら原付で車とゴッツンコしちゃったからです。
そしたら鎖骨折れましたwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
いや、笑い事じゃないんですよ。腕じゃなくてよかったね、って話をちょいちょいしましたけど、腕じゃなくたって骨は折れたら痛いんだぞ!!!!!
んで、折れたから手術だね、って話になったんですけど、ネットの情報を調べても情報が少なすぎたので、今後、骨を折ったりして手術する予定のある方の為にも少し記事を書きたいと思う次第であります。
いやいや、骨折の予定とか作ってんじゃねえよ!!
もくじ!!!
しゅじゅちゅてーぶる!
これをしなきゃはじまんねえよな!!手術の話。
基本的に軽い手術じゃなけりゃ大体は全身麻酔になると思います。
もし、手術の時間を選択できるなら午前中の手術を希望しましょう!理由は後述。
入院する際の持ち物は、病院によって案内が書かれていると思うので忘れずに準備しましょう。
全身麻酔手術をする時の流れは以下の通り。
- 手術前日
まず、手術する前日に入院します。この時点では特にすることはありません。気持ちを落ち着けて病室の写真を撮ってInstagramに上げましょう。
ただ、この日の夕食から術後までは食べ物食べられないので、食いしん坊さんはお菓子とか食べまくりましょう。
- 手術当日
起床は6時~7時くらいだと思います。くそ早いです。ここからは囚人の生活です。
朝にクソまずい水を飲ませられます。味のないポカリみたいなやつです。囚人いじめです。でも飲まないといけないので飲みましょう。
そしてここから術後まで飲み物も飲めません。なのでクソまずい水もシャンパンだと思って飲みましょう。
手術の時間が近づくと、うっ血防止のキツめのソックスを履かされて、手術用の服を着て、手術室に向かうことになります。足が震えたら武者震いしてることにしましょう。
- 手術
なし。
だって、全身麻酔だもん!呼吸器を付けて横たわって、点滴打たれたらマジで即効で寝ます。
「わたし麻酔効かないかも…」
とか心配する必要はないです。絶対寝ます。
嘘だと思うなら骨折って手術受けてみてください!!!!!ぼくが折りましょうか???お???
- 術後
気づいたら病室です。つまり手術終了です。お疲れ様でした。
全身麻酔の手術後は、2,3時間は飲食禁止です。と、ここなんですが、
この2,3時間というのが夕食に被ると飯抜きを喰らいます。
だから午前中に手術を終わらせておかないと、夕食を食えないことになるかもしれないので、希望は午前で出しておきましょう。
この飲食禁止の2,3時間というのがキツそうに思うかもしれませんが、正直全身麻酔が抜けきってないので、飯を食うとかそれどころじゃないです。眠かったりだるかったりするので、大人しく寝てましょう。お見舞いとかでやたら話しかけてくる奴がいても無視で構いません。
あと、入院中は基本的に感染予防の点滴を常に刺している状態になります。
これが思いの外邪魔です。特に手の甲にぶっ刺されると邪魔で仕方ありませんが我慢しましょう。そして、できれば利き手じゃない方に刺してもらいましょう。
※術後の酸素マスクについて
酸素マスクは口を覆う形のものと、鼻に刺すチューブ型のものがあります。口を覆う形のものは案外苦しいので、辛かったら鼻に刺すチューブに変えてもらいましょう。ぼくはここで何度も過呼吸を起こしましたwwwwwwwww
- 手術の翌日以降
全身麻酔の手術は最短で2泊3日です。つまり手術の翌日には帰宅できます。もし経過良好で帰れる自信があるなら、翌日に帰宅することも可能というわけですね。そこら辺はお医者さんと相談してね。(勿論場合によっては長引くこともあります)
晴れて退院できたら喫茶店に一服でもしに行きましょう。お疲れ様でした。
ただ、無理はしないように。全身麻酔は身体に大きな負担をかけるので、術後何が起きるかわかりません。もし不安であればその後も1週間程度入院を続けるのも手です。
ちなみにぼくは2泊3日で出て、自律神経がおかしくなったのかその後暫く不眠症みたくなりましたwwwwwwwwwwww
以上が全身麻酔における手順です。簡単ですね。
では次にぼくのケースのご紹介。
ピンニング及びボルトについて
骨が骨折した場合の手術というと、ボルトを埋め込むことになるパターンが多いと思います板を入れて固定して、その上からボルトを打ち込むわけですね。
一方ピンニングは横から釘みたいな金具を差し込む手術です。
ぼくは両方やりました。
※これがぼくが実際に入れていたピンです。
恐らくですが、ピンニングの方が簡単な手術だと思います。そしてピンニングはいずれ抜きます。抜釘というやつですね。これもやりました。
抜釘は日帰り手術なので気楽です。ただ、日帰りなので部分麻酔です。目隠しはしてくれるんですが、音が全部聞こえます。ぼくの時はよくわからんボス戦みたいなBGMかけながら手術してました。もしかしたら横でボス戦してたのかもしれません。遊んでんじゃねーよ。
ちなみにぼくの時は痛みは0でした。
体からピンを強引に力ずくで抜く手術なんですが、抜くのは一瞬なので痛みはないです。痛みはないですがビックリはします。
では次にぼくの受けた自家骨移植手術について!これは目玉商品ですよ!!
自家骨手術について!!!!
おっとテンションが上がってしまった…(中々ここを書いてるブログや記事が無かったのです)
自家骨移植手術とは読んで字のごとく、自分の骨を移植する手術です。基本的に骨というのは、他人の骨より自分の骨の方が治りもよくリスク(感染など)も少ない。らしいです。
じゃあどこの骨とんの?って話なんですけど、腸骨がスタンダードです。
じゃあ腸骨ってどこ?って話なんですけど、腰骨です。
じゃあ腰骨とったらどうなんの?って話なんですけど、それは今から話すつってんだろ!!生き急ぐな!!
自家骨手術は普通の手術より時間がかかります。
なぜなら、腰骨を取り出して、腰骨を加工して、腰骨を目的地に入れて、腰骨ごと固定しなければならないからです。
その分ボルトを入れたりするだけの手術に比べて時間がかかるってわけです。
でも問題は術後にあります。
まず、腸骨を取り出すと
歩けませんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
いや、笑い事じゃないんですよ。マジで。マジで歩けません。
ぼくの場合は腸骨を鎖骨に入れたわけですが、鎖骨部分の術創(術後の傷跡)はそんなに痛まないのに比べて、腸骨部分の術創(術後の傷跡!)は有り得ないくらい痛みます。
そして、全く足に力が入らなくなります。
なんで?って思う方、いらっしゃると思います。
うるせえ!!!知るか!!!!知らねえけど力入んねえんだよ!!!!!
なので、上記の2泊3日で退院するのは推奨しません。推奨しないというのは、2泊3日で出ていく猛者もいるそうです。きが くるって おる !!
僕の場合はそこから1週間程度入院してました。
術後の経過としては、
手術当日はまるで足は動きません。翌日も足は動きません。2日経っても足はまだ動きません。3日目あたりから徐々に動くようになってきます。歩けるようにはなってきますが、ベッドに上がる際や靴下をはく際は自分で持ち上げる必要があります。
そんな感じで徐々に回復してくるわけですが、1週間入院したところで完治はしません。その後しばらくは腸骨を抜いた方の足は動かしづらいです。
と言っても、激しい運動を避ければ生活はできる範疇ではありますが、それでも階段を登ったりすると痛みが出たりするので無理をしてはいけません。
決して痛い足を引きずってまで飲み会に参加したりしてはいけません。
しかし全く動かずにいると、今度は筋肉が衰えることで動かしづらくなる可能性もあるので、無理のない程度に動くようにはした方がいいかもしれません。
と、そんな日々を1ヶ月くらい送っていると、気づいたら元通り足も動くようになってきます。
なので、腸骨を抜くことによって本当に苦労するのは術後2,3日だと思います。なにせ全く動けないので…そこを乗り切れば、あとはロキソニンを飲みまくれば動けないことはないと思いますので、頑張って乗り切りましょう。
そう言えばロキソニンで思い出しましたが、骨折や手術におけるロキソニンは効果絶大であり必需品です。痛い時に…とか言わず、とにかくキメまくりましょう。なぜなら、骨折した状態や術後は痛くて当たり前だからです。常時「痛い時」なのです。遠慮せずに飲みまくりましょう。バファリンは半分も優しさが入っているのでどうせ効きません。ロキソニンを飲みましょう。
補足
上にも書いたように、術後というのは何が起きるかわかりません。ぼくの場合は感染を引き起こして
骨が溶けましたwwwwwwwwwwww
なのでこんなに何度も手術を受けているわけです。多分去年抜糸した量で縄跳びできる気がします。
それも原因は定かではありませんが、油断して酒飲みタバコ吸いというのを行っていたからだと思いますし、異変が出てもすぐに病院に行かなかったのが余計に容態を悪化させました。その結果、自家骨移植を受けてボルトを埋め込み、そのボルトは未だに体の中です。
なので、完全に体調が安定するまでは油断せずに、ちょっとでも異変が起きたらかかりつけ医に相談しにいくべきです。それで何もなければ良いし、何かあれば早めの対処が効きます。
せっかく手術したのに、その後に後遺症で何度も手術するハメになるのは気持ちのいい事ではありません。くれぐれも気をつけて、養生することをオススメします。
まとめ
ということで、かなり長くなりましたがこれにて終了としたいと思います
望むことなら健康でありたいものですが、今後手術を受けることになる方もいらっしゃるかもしれません。その時にこの記事が少しでも不安を削ぐ力になれば、またはこの体験談が何かしら役に立てば非常に嬉しい限りです。
それでは、ここまで読んでくださった方がいらっしゃるかは分かりませんが、どなたも健康で過ごせますように願いながら締めたいと思います。
ありがとうございました。