ぼくを憐れむうた

ぼくを憐れむうた

日々の雑記や音楽のお話

ここは ぐちの はかば


エッッッッッッッッッッッッッッッモ

皆さん今日もエモいですか??エモくないですか??エモくなくなくないですか??

 

昨今は"エモい"という言葉が流行りすぎている。由々しき事態である。

 

エモはemotionの略。つまり強い感情の動きひいては感動を意味し、エモいとは一言で言えば感動的だ、というのが一番意味合いとして近いだろう。

 

しかし、"ヤバい"と同列に扱われている節があり、今となっては特定の意味と結びつけるのは難しい。時と場合によってその意味が異なってくるのだ。

 

ところで、馬鹿はすぐ"ヤバい"と言う。知り合いに人語を理解するチンパンジーがいるが、そいつも事あるごとに"ヤバw"と言っている。

チンパンジー語の"ヤバい"が日本語のそれと同じ意味合いかわからないが、それにしても考えられない頻度で使っているので、何かしら伝えたいのだろう。

悲しいことに奴は人語を理解できるが、ぼくはチンパンジー語がわからないのでいつも一方通行だ。

 

そういった単語を覚えると、著しく会話能力が低下する。昨今は大学にもヒト以外が入学できるようになっており、特に敷地内の喫煙所などでは「ヤバ」と「うぇい」だけで会話している生物も観測されている。一周回って人間より高度なやり取りをしているようにさえ思えてくる次第だ。

 

ここまではまあ良いとして、問題は音楽シーンにおける"エモ"だ。

果たしてエモい音楽とはなんなのか?

音が鳴っていること=エモいと勘違いしている輩すら居そうだが、音が鳴っていること=音が鳴っているであり、それ以上でも以下でもない。

だが、説明するのは非常に難しい。当たり前の話だ。なぜなら、人によって音楽の感じ方は様々だからだ。

 

例えばぼくがくるりを聴いて色々思うのは、曲を弾いたり聞いたりしていた頃の色々な背景と混ざり合い、時には照らし合わせるからだ。

他人がくるりを聴いたところで、ぼくと細部まで同じ感情になるわけがない。違う人生を生きているんだから。

 

であるならば、自分が好きな音楽は単純に"エモい"なんて言葉で収まりきらないはずだ。

そして何より良い曲を一言で消化するなんて勿体なさすぎる。

本当にその音楽が良いと思うなら、そんな一言で片付けずに全部聞かせてほしいんだ。

 

一言で物事を言い終えるのは簡単だ。ヤバいと、エモいと、言えばいい。

だけどせっかくこんなに使える表現も言葉も溢れてるんだから、好きなものくらい、どうか自分の言葉で言い表して欲しいな。

 

話は変わるんだけど、レポート提出忘れててマジで鬼ヤバエモエモうんこマンなんだがwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww