ぼくを憐れむうた

ぼくを憐れむうた

日々の雑記や音楽のお話

ここは ぐちの はかば


死にてえ!

って誰でも思うと思う。

どんな聖人でも死にてえ!って叫びたくなる夜があったはず。

ぼくは聖人ではないので年がら年中死にてえ!て叫んでる。

なんの責任もなしに楽に死ねたらどれだけ楽か。

 

そんな僕が違う感情で死にてえ!て思っていたのが大学生活だ。楽しくて楽しくて、今死んだらきっと死んだ後も幸せだと思ったんだ。

大学生活が楽しいのは当たり前だろ!って感想が多いかもしれないけど、僕の場合は少し違うと思う。初めての一人暮らしをして、初めて心底気の合う友人ができた。初めて先輩を持って、初めて後輩を持った。その人たちと過ごすのが、本当に現実か?って思うくらい楽しかったのです。

ぼくは今まで生きてきて、ぼくじゃないと駄目っていうシーンは0だった。どんなシーンだってぼくじゃなくて良かったし、極端な話、ぼくは存在しなくたって良かった。

それでも大学生活の中ではそんなことはなくて、ぼくは確かにそこに存在できていたんだ。

 

それを経て、また、死にてえ!て叫ぶ夜を越しては同じ夜を過ごしてる。

 

可哀想な奴だな、ぼくは。

 

でも、それだけ。